由緒
白鳥山明善寺は寛永7年(1630年)に西本願寺より山号・寺号が付与され、享保年間(1716-1736年前後)に山形藩主であった堀田正虎から現在地を与えられました。以来300年以上にわたり、地域の方々の信仰によって隆盛し、現在も多くの門信徒や地域の皆様に親しまれています。
現在の明善寺の本堂は「築地本願寺の原型」と言われています。米沢市出身で東京帝国大学教授の伊東忠太博士が設計しました。また、優れた近代和風建築の遺構として「貴重で造形の規範」となっているため、平成14年に国登録有形文化財に登録されています。